サークレイス株式会社は2026年10月14日の取締役会で、関係会社であるarcbricks株式会社に対して保有する転換社債型新株予約権付社債(CB)について新株予約権を行使することを決定した。これにより10月30日付でarcbricks株式が交付され、同社はサークレイスの連結子会社となる予定だ。
サークレイスは資本業務提携の一環として額面5000万円のarcbricks発行CBを保有していた。今回の権利行使でCB転換価額相当の5000万円分、1000株を取得し、議決権所有割合は89.20%となる。これまで株式は保有しておらず、CBからの直接転換による子会社化となる。arcbricksはDatabricksを活用したData+AIソリューション提供やコンサルティング、システム開発・保守を手掛ける企業で、2025年4月設立、資本金305万円。両社はこれまでDatabricksを軸とした協業を進め、システム開発に関する業務委託取引や役員兼任といった関係もあった。
サークレイスは、arcbricksの事業環境や資本政策を踏まえ、CBを株式に転換することが投下資本の回収確実化とグループの資本効率最大化に資すると判断した。なお、arcbricksは2026年3月期に営業損失、当期純損失を計上し債務超過の状態にあるが、サークレイスはこの子会社化がグループの財務健全性に与える影響は限定的との見解を示している。
今後、arcbricksは10月30日付で連結子会社となる見込みで、サークレイスは本件が今期業績に与える影響は軽微と見込んでいる。今後開示すべき事項が生じた場合には速やかに公表するとしている。