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クリングルファーマ、丸石製薬と声帯瘢痕薬で販売許諾契約 業績予想上方修正

クリングルファーマは2026年9月16日、2026年9月期(2025年10月〜2026年9月)の業績予想を修正すると発表した。売上高は前回予想の3億32百万円から4億42百万円に、営業利益は赤字幅が10億18百万円の赤字から8億円の赤字へとそれぞれ縮小する見通しに変わった。

修正の主因は、組換えヒトHGFタンパク質を有効成分とする声帯瘢痕治療薬について、丸石製薬(大阪市鶴見区)との間で日本国内における独占的販売許諾等に関する契約を締結したことにある。この契約に伴う一時金として1億円を今期の売上高に計上する。あわせて、同治療薬の市販用製剤の開発費など一部費用の発生時期が翌期にずれ込むことになり、今期の費用は108百万円程度減少する見込みとなった。

同薬はクリングルファーマが開発を進めてきたパイプラインの一つで、今回の契約により丸石製薬が国内販売を担う体制が構築される形となる。自社での製造・販売網を持たないバイオベンチャーが、大手製薬会社と提携して上市・販売を進める枠組みは、開発型企業にとって収益化への一つの道筋となる。

今回の修正はあくまで契約一時金の計上と費用の期ずれによるもので、通期の赤字自体は解消されていない。今後は市販用製剤の開発進捗や、丸石製薬による販売開始時期、それに伴う継続的な収益(ロイヤリティ等)の発生有無が焦点となる。

参考(出典): 2026年9月期業績予想の修正に関するお知らせ (release.tdnet.info)

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