Orchestra Holdingsは9月25日、取締役会決議により株主優待制度の拡充と2026年12月期期末配当予想の修正(増配)を発表した。従来予想の1株当たり30円から50円へ、20円の増額となる。
配当については、従来予想に含まれていた上場10周年記念配当5円を普通配当へ組み替え、普通配当を25円から50円へ倍増した。株主優待は、これまで「200株以上を1年以上継続保有」を条件としていたが、保有期間にかかわらず200株以上保有する株主も対象に加えた。1年以上継続保有する株主には通常優待を増額するほか、上場10周年を記念して200株以上保有する株主全員に「上場10周年記念株主優待」としてデジタルギフト10,000円分を追加贈呈する。
同社は2016年9月の東証上場以来、株主還元を経営課題の一つと位置付け、累進配当を基本方針としてきた。今回の拡充は、上場10周年を機に投資魅力を高め、中長期的に支援する株主層の拡大を図ることを目的としている。一時的な還元拡大にとどめず、普通配当の水準自体を引き上げることで、今後の継続的な株主還元の基礎とする狙いがある。
配当予想の修正は2027年3月開催予定の定時株主総会での承認可決を条件とする。同社は今後も資本コストや株価を意識した経営を進め、事業成長による利益拡大と累進配当を基本とした株主還元を継続する方針を示している。