株式会社インソースは11月2日開催の取締役会で、27年9月期から29年9月期までの3ヵ年を対象とする中期経営計画「Road to Next 2029」をローリング方式で策定したと発表した。27年9月期は売上高171億1000万円、営業利益68億5000万円を見込み、29年9月期には売上高210億円、営業利益95億円を目標とする。
27年9月期の重点施策としては、主要営業ターゲットをMM・GBセグメントに設定し営業人員を重点配置するほか、グループ内コンサルティング会社のIDAとICOを統合し、AIニーズを含む経営課題への対応力強化を図る。また管理指標を顧客セグメント別の利益目標に変更し、PPL(パフォーマンス利益)に基づく採算管理を強化、営業評価も成果型へ移行する方針を示した。
背景には、高収益商材の販売強化や、人材紹介事業・地方創生事業など不採算事業の縮小によって利益率改善を目指す狙いがある。商品・サービス別の縦割り販売から、スマートパックを入口とした併売促進へと戦略を転換し、顧客あたりの営業利益拡大を図るとしている。
生成AI教育については、需要が活発なMM・GBセグメント向けに公開講座等を低価格で提供し普及を促進する。あわせて教育プラットフォーム「AI BOAT」の導入企業拡大と機能向上も進める方針で、今後3年間でこれらの施策の実行状況が業績目標達成の鍵となる。