株式会社チャーム・ケア・コーポレーションは2026年11月6日、2027年6月期の配当予想を修正し、中間配当・期末配当とも無配とすることを取締役会で決議した。これは、その他の関係会社の親会社であるシップヘルスケアホールディングスによる同社株式・新株予約権へのTOB(公開買付け)が成立することを条件とした措置である。
従来予想では中間24円、期末24円の合計48円としていたが、今回の修正でいずれも0円となる。同社は同日、本TOBに賛同し、株主に対して応募を推奨する意見表明も行っており、本公開買付けを通じて完全子会社化・上場廃止となることを前提とした決定としている。
無配とする理由として、公開買付者が提示する買付価格は、2027年6月期に中間・期末配当が行われないことを前提に算定されていること、また本TOBの終了予定日(2026年12月21日)以降を基準日とする配当を実施した場合、応募した株主と応募しなかった株主との間で経済的な不公平が生じる可能性があることを挙げている。
なお、前期(2026年6月期)の実績は中間20円(第1号ホーム開設20周年記念配当3円を含む)、期末23円、合計43円であった。今後は本公開買付けの成立・完全子会社化の手続きの進捗が注目される。