Zenken株式会社は2026年9月29日開催の取締役会において、従業員を対象としたストック・オプション(新株予約権)の発行を決議した。会社法の規定に基づく無償発行で、割当日は2026年10月28日となる。
発行する新株予約権は第4回で、数は1,710個。1個当たりの目的株式数は普通株式100株で、行使により交付される株式数は合計171,000株となる。行使価額は1株803円で、行使期間は2028年9月30日から2036年9月29日までの長期にわたる。行使に当たっては業績条件が設けられており、2027年6月期または2028年6月期に営業利益が1,000百万円を超えれば行使可能割合30%、2028〜2030年6月期に2,000百万円を超えれば50%、同期間に3,000百万円を超えれば100%まで段階的に行使できる仕組みとなっている。
発行理由についてZenkenは、中長期的な業績拡大と企業価値の増大を目指すうえで、従業員の意欲・士気を高め、組織としての結束力をさらに強めることを目的としていると説明している。単なる報酬制度ではなく、営業利益の達成度合いに連動させることで、業績目標の共有と達成意欲の喚起を図る狙いがうかがえる。
今後は2026年10月28日の割当日を経て新株予約権が発行され、行使可能となる2028年9月30日以降、設定された営業利益基準の達成状況に応じて従業員が順次権利行使を進めていくことになる。