ブロードメディア株式会社(コード:4347)は2026年7月1日、連結子会社のブロードメディアeスポーツ株式会社(BMeS)が運営するプロeスポーツチーム「CAG OSAKA」のRainbow Six Siege部門(R6S部門)を、同日付で第三者へ譲渡したと発表した。この譲渡に伴い、2027年3月期第2四半期の連結決算において、事業譲渡益として約5,500万円を特別利益に計上する見込みだ。
譲渡先は、プロeスポーツチーム「VARREL」を運営する株式会社CELLORB(東京都千代田区)。代表取締役CEOに佐久間衡氏、代表取締役CESOに豊田風佑氏を擁し、2020年7月設立のeスポーツ専業事業者だ。ブロードメディアはR6S部門との親和性が高い先として同社を選定したとしている。なお、CAG OSAKAに所属するその他部門の選手については2026年6月末をもってBMeSとの契約が満了しており、今後BMeSはCAG OSAKAの運営を終了する予定だ。
ブロードメディアは2020年2月にBMeSを完全子会社として設立し、当時「CYCLOPS athlete gaming」の名で活動していたチームを譲り受けた。教育事業など既存グループ事業とのシナジー創出を狙いにeスポーツ推進事業を展開してきたが、今般グループ全体の事業ポートフォリオ見直しを進めた結果、同部門の外部譲渡を決断した。採算性や経営資源の集中を重視した判断とみられる。
今回の譲渡による2027年3月期の連結業績への影響は軽微にとどまる見込みとされており、適時開示の基準にも該当しないことから任意開示として公表された。事業譲渡益の計上は第2四半期(2026年10月〜12月期)に反映される予定で、CAG OSAKA運営終了後のBMeSの位置づけや今後の活用方針については現時点で明示されていない。