センコーグループホールディングスは2026年11月2日、連結子会社である南大阪センコー運輸整備株式会社の元従業員が背任の容疑で大阪府警察に逮捕されたことを公表した。同社はこの事態を厳粛に受け止め、警察の捜査に全面的に協力しているとしている。
今回の逮捕は、2025年11月13日に同社が公表した「内部調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ」で明らかにされた事案に関連するものだという。社内の調査を経て事案が外部に報告され、その後の捜査の進展として今回の逮捕に至った経緯がうかがえる。
グループは国内外に200社を超える子会社・関連会社を持つ総合物流グループであり、構内作業から輸送、倉庫運営まで幅広い業務を各地の子会社が担っている。こうした組織体制の中で、個々の子会社における内部管理の徹底が課題となる場面があることを、今回の件は示す結果となった。
センコーグループホールディングスは、関係者への謝罪とともに、連結子会社を含めたグループ全体での内部統制、管理体制、従業員教育の強化とコンプライアンスの徹底に取り組む方針を示している。今後、捜査の進展や社内での再発防止策の具体化が公表されるか、継続した情報開示の有無が注目される。