神戸物産は2026年9月29日、J-Link Limitedから、同社が発行を予定する転換社債型新株予約権付社債(CB)の買付けを決定した旨の報告と公表要請を受けたと発表した。対象は「2033年満期ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債」で、10月15日発行予定。神戸物産はこの買付け取引には一切関与せず、内容も関知していないとしている。
J-Linkは本CBを取得し、クレジット投資家へCBのクレジット部分の投資機会を提供する計画。取得に伴う潜在議決権数は、2026年4月30日時点の総議決権数に対し最大9.18%に達する可能性があり、金融商品取引法施行令が定める買集め行為に該当し得るため開示された。ただし当初転換価額は未定で、この比率は9月28日終値を基準とした仮定計算にすぎない。
買付けの目的は、クレジット投資家へのクレジット部分投資機会の提供と、CB購入投資家へのワラント形態での投資機会提供にあるという。新株予約権を行使して神戸物産株式を取得し議決権を行使する意図はないと明記されており、海外投資家のニーズを踏まえた投資機会提供が主眼とみられる。
現時点で具体的な取得の有無や取得するCBの数量・金額は未定。問い合わせ窓口はモルガン・スタンレーMUFG証券が務めており、今後のCB発行条件の確定や実際の取得動向が注目される。