アドヴァングループは2027年3月期第2四半期(中間期)の連結決算において、保有する為替予約の評価が悪化し、洗い替え処理により2,470百万円の評価損を営業外費用に計上したと発表した。これにより、2026年4月に公表していた業績予想と実績値との間に差異が生じたことも合わせて開示した。
同社の為替予約評価益は、2026年3月期末の21,032百万円から中間期末には18,561百万円へと減少した。この評価益の目減り分が評価損として計上される形となり、経常利益以降の数値を押し下げた。なお同社は、この評価額はあくまで中間期末時点の時価であり、今後の為替動向により変動しうると説明している。
営業面では、価格改定や業務のマニュアル化による効率化、在庫管理の徹底を進めた結果、営業利益は前回予想1,200百万円に対し実績1,946百万円と上振れし、売上高も予想8,600百万円に対し8,929百万円となった。一方、経常利益以降は為替相場の影響を理由に「未定」としていたが、実績は経常利益773百万円(前年同期比77.1%減)、親会社株主に帰属する中間純利益893百万円(同55.6%減)となり、前年同期に計上していた為替予約評価益(1,600百万円)との差が大きく響いた形だ。
通期業績予想については、2026年4月公表の数値を据え置くとしており、今後修正が必要になった場合は速やかに公表するとしている。