フジコピアンは、2025年3月10日に第三者割当方式で発行した行使価額修正条項付き第2回新株予約権について、2026年9月1日から29日までの行使状況を開示した。対象期間中に540個(発行総数に対し14.21%)が行使され、新たに54,000株が交付された。
この新株予約権は、行使価額が一定の基準に基づき随時見直される「修正条項付き」型で、株価水準に応じて行使価額が変動する仕組みとなっている。今回の開示によれば、月前半は行使がほとんど見られなかったが、9月24日、28日、29日に行使が集中し、特に月末の2営業日でまとまった株式交付が発生した。行使価額はこの間、2,100円台から2,300円台の範囲で推移している。
こうした修正条項付き新株予約権は、資金調達の柔軟性を高める手段として用いられることが多く、株価動向に応じて投資家側が行使タイミングを選ぶ形で段階的に資金が会社へ入る仕組みとなる。今回の行使により、前月末時点で2,760個(276,000株相当)あった未行使分は、2,220個(222,000株相当)まで減少した。
発行済株式数は前月末時点で1,789,487株(うち自己株式154,861株)であり、今後も未行使分の新株予約権が行使されるたびに、同様の月次開示が行われる見通しだ。残存する222,000株相当の潜在株式が今後どのようなペースで顕在化するか、引き続き注目される。