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オムロン、ダッソーとIT/OT統合で提携

オムロン株式会社は2026年4月、フランスのソフトウェア大手ダッソー・システムズとパートナーシップ契約を締結した。両社はそれぞれが持つ強みを持ち寄り、製造現場のデジタル変革を共同で推進する。発表は4月21日付で、同月開催のハノーバーメッセ2026でも両社の協業デモが披露された。

今回の連携の核となるのは、ダッソーの3Dバーチャルツイン技術「3D UNIV+RSES」とオムロンのオートメーションソフトウェア「Sysmac Studio」の組み合わせだ。製造業者は実際の設備を構築する前に、仮想空間上で生産ラインの設計・シミュレーション・検証を一貫して行える。生産ライン稼働後は、センサやコントローラ、ロボットからのリアルタイムデータがバーチャルツインに継続的にフィードバックされ、予知保全や動作最適化にも活用できる仕組みとなっている。

この取り組みの背景には、製造現場が長年抱えてきたIT(情報技術)とOT(制御技術)の分断という構造的な課題がある。設計・自動化・生産システムがサイロ化した状態では、立ち上げ期間の長期化やエラーリスクの増大、柔軟性の制限が生じやすい。両社はバーチャルと現実をシームレスにつなぐことで、こうした非効率を解消し、AIを活用したソフトウェア定義型の生産システムへの移行を目指す。

今後はこの協業を通じ、製造業・機械メーカー向けに導入前から運用段階まで一貫したデジタル環境を提供する体制を整えていく方針だ。オムロン側はインダストリアルオートメーション事業の競争力強化につながるとしており、グローバルな製造顧客へのソリューション展開が焦点となる。

参考(出典): オムロンとダッソー・システムズ、柔軟で高性能なモノづくりのためにバーチャルとリアルをつなぐパートナーシップを締結 (prtimes.jp)

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