株式会社オーネックスは2026年10月7日、9月18日の取締役会で決議していた第三者割当による新株式発行について、割当先の品香事業有限公司に割り当てた249,000株(発行価額1株1,454円、調達予定額362,046,000円)の全部が失権したと発表した。一方、同時に決議していた第1回新株予約権14,110個については払込が完了している。
失権の理由として、同社は割当先から海外送金が行われたとの連絡を受けていたが、払込期日までに指定口座への着金を確認できなかったと説明している。このため募集株式の引受けは成立せず、失権扱いとなった。
新株式発行に伴い品香事業有限公司が新たに主要株主となる見込みだったが、今回の失権によりその異動は生じないこととなり、主要株主異動の取り消しとして処理される。一方、新株予約権は予定どおり発行され、行使価額1株1,454円、潜在株式数141万1,000株、行使された場合の調達資金は発行分と行使分を合わせ約20億7,738万円となる見込み。
オーネックスは失権の発生を受けて資金計画の見直しを進めているとしており、失権分に関する調達資金の支出予定については、決定次第速やかに開示するとしている。