旭有機材は2026年9月28日、2027年3月期第2四半期(中間期)および通期の連結業績予想と配当予想を上方修正すると発表した。通期の営業利益は前回予想の85億円から120億円(41.2%増)、経常利益は87億円から123億円(41.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は61億円から82億円(34.4%増)へと引き上げた。売上高も900億円から930億円(3.3%増)に修正した。
中間期についても同様に上方修正しており、営業利益は39億円から55億円(41.0%増)、経常利益は40億円から57億円(42.5%増)、中間純利益は27億円から40億円(48.1%増)となる見込み。中間期の売上高は430億円で据え置いた。1株当たり当期純利益は通期で324円63銭から436円39銭に上方修正されている。
修正の理由として同社は、管材システム事業において国内外の半導体関連分野向け案件が想定を上回って好調に推移したことを挙げている。あわせて配当予想も引き上げ、年間配当を従来予想の130円から180円(前期実績120円から60円増配)に修正した。同社は2030年度まで年間配当を前年以上に維持する累進配当方針を掲げ、6年間累計の総還元性向50%を目安としており、今回の増益を反映した増配となる。
なお同社は、今回の業績見通しが現時点で入手可能な情報と合理的な前提に基づくものであり、今後の状況次第で変更しうる旨を付言している。下期以降も半導体関連需要の動向が業績を左右する見通しだ。