わらべや日洋ホールディングスは2026年10月7日、2027年2月期通期の連結業績予想を下方修正したと発表した。売上高は前回予想の2410億円から2380億円へ、営業利益は77億円から60億円へ引き下げ、営業・経常・純利益いずれも二桁の減益幅となる見通しを示した。
修正の背景として同社は、まず売上面では食材関連事業が想定を下回る見込みであることを挙げた。利益面では国内食品関連事業において、中東情勢の長期化により包装材料価格やエネルギーコストが当初想定を上回る見込みであることを理由としている。さらに純利益については、米国中西部・オハイオ州コロンバス市で稼働予定だった新工場の稼働中止に伴う特別損失の計上を見込んでいることも影響する。
同社は中食事業を主力としており、コンビニエンスストア向けを中心とした弁当・惣菜の製造販売を国内外で展開している。今回の下方修正は、国内ではコスト環境の悪化、海外では設備投資計画の見直しという、異なる要因が重なった結果といえる。配当予想については今回の業績修正に伴う変更はないとしている。
今後は、包装材料・エネルギーコストの動向や、米国事業における新工場計画の取り扱いが焦点となる。次回決算発表などで、コスト環境の推移や米国拠点戦略の具体的な方向性が示されるかが注目される。