塩水港精糖は、みずほ銀行、三菱UFJ信託銀行、東京海上日動火災保険、農林中央金庫の4社が保有する同社株式249万6600株を、大東製糖に譲渡する旨で合意したことを認識したと発表した。譲渡は2026年10月27日付で実施される予定で、これにより大東製糖の持株比率は14.77%から23.85%に上昇し、同社は塩水港精糖の「その他の関係会社」に該当することとなる。
今回の取得は議決権ベースで5%以上の増加となり、金融商品取引法上の「公開買付けに準ずる行為として政令で定める買集め行為」に該当する。大東製糖は塩水港精糖の既存の筆頭株主であり、両社の代表取締役社長はともに木村成克氏が兼任、取締役の兼務関係もある。
背景には、両社が2023年7月に締結した業務提携契約がある。新事業・新商品開発、既存事業・販売体制の強化、「さとうの未来を創る」社会貢献活動など、複数の分野で協業を進めてきた経緯があり、今回の株式取得もこの関係の延長線上にあるとみられる。
塩水港精糖は、大東製糖との協業をさらに拡大・深化させ、中長期的な企業価値向上を図る方針を示している。なお、同社は今回の異動が連結業績に与える影響はないとしており、今後開示すべき事象が生じた場合は速やかに公表するとしている。